意外と因数分解は大事なようです

①x²+3x+2 

②x²-y²    を因数分解せよ

の問いに、すぐ答えることのできる経営者の方はどれだけいるのでしょうか。

ちなみに①(x+1)(x+2)、②(x+y)(x-y)です。



学生時代に学習した記憶はあっても、どうやっていいか思い出せない方は多いのではないでしょうか。筆者なんかは、「因数分解せよ」の「…せよ」の部分に引っかかり「偉そうに…『してください』だろ。」で止まってしまっていたあの頃を思い出してしまいます。



で、この因数分解ですが、実は「考え方」が経営者だけでなく一般社会にも役立っています。というか知らず知らずに因数分解(の考え方)をしているとも言えます。



ちなみに因数分解とは「多項式を2つ以上の単項式や多項式の積の形で表すこと」です。



正直、いまだに何言っているのかわかりません。「タコと炭鉱」が離れないです。



それはさておき、因数分解を学習する前に、「(x+1)(x+2)や(x+y)(x-y)を展開しましょう」という問題が出題されたと思います。



(x+1)(x+2)=x²+3x+2

解答は「x²+3x+2」がとなります。この問題はすぐできる方も多いのではないでしょうか。



さて、ここで解答=結果と置き換えると、

「(x+1)(x+2)を計算することによって、x²+3x+2という結果になった。」

ということになります。



逆に言うと(乱暴な言い方かしれませんが)、「x²+3x+2(結果)は(x+1)(x+2)が原因で起きる」と言えますし、「なぜx²+3x+2になってしまったのか?の答えは(x+1)(x+2)だったから」とも言えます。



結果から原因の様々な可能性を探っていくこと、ここではこれを「因数分解的な考え方」とします。



回りくどくなりましたが、これらの「因数分解的な考え方」を会社経営やビジネスシーンに応用すると、

例えば、結果は「A社では大口の取引に成功した。」とします。ただ単に、「取引が成功して良かった」と思うのではなく、因数分解的な考え方として、



「(担当者のスキル)×(挑戦を後押しする組織風土)」が、答え(原因)であったり、「(ライバル会社の失敗)×(取引先の事情)」という可能性というのもあります。



数学と違って、原因は決してひとつではないのが、なかなか難しいところですし、ホントにそれが正しいかは様々な角度から検証することも大切です。



また、「最近、B社では離職者が多い。」の因数分解としては、一つの答えとして



「(人手不足による負担増)×(業界の不況)×(B社経営者の資質)」などが考えられます。



さらに「B社経営者の資質」を因数分解してみます。



B社経営者の資質=(周囲の人間がイエスマン)×(経験値の少なさ)×(勝ち運を持っていない)×(好き嫌いの激しい性格)…などなど(人間を因数分解すると多少の感情論が入ってしまします。冷静におこないましょう)


一般社会では「あの中年サラリーマンがカッコ良くなった」とすると、



「(好きな人が出来た)×(出世をあきらめた)×(枕元に妖精が現れた)×(勾玉のようなものを持ち始めた)…



完全に遊び始めましたが、あくまでも考え方の一例です。


こう考えていくと、因数分解的ビジネスや社会での答えは一つだけでは決してなく、色んな要素が複雑に絡まっており、これを解くのは非常に難しいことがわかります。



ただ一番大事なことは



『因数分解の考え方を利用して、ひとつの結果が出ると「なぜそうなるのか?」「それはなぜなのか?」と想像力を働かせて原因を見つけ出すこと』で、



これは今後の経営や普段の生活に役立てる事が出来るのではないかと考えます。



皆さんもいろんなものを因数分解してみましょう。けっこうおもしろい解答が出てくるかもしれません。



※このブログは、あくまでも個人の主観です。

ブログの最初がこんなのでよかったのでしょうか。。。

2020年11月23日