泥舟さん日記です。
深く考えず、軽い気持ちでお読みください。
※文面は、サポーテストで再構成しております。あくまでもフィクションですので、ここに出てくる人物・会社・団体名は存在しません。「ノンフィクション風」ということでご理解いただければ。
「会社とはなんぞや?」と考え始めて数年間、様々な職種の方々に、その疑問に対する言葉を聞きかじりながらまとめております。
文章のみですので、それぞれで捉え方をしていただきたく、深く考えず軽い気持ちで想像力を働かしながらお読みください。
~「泥舟日記」より~
その22『ハンターの心得』
9月
「自然界のハンター」と呼ばれる肉食獣は自分の食べられる分だけしか獲物を取らないらしい。
乱獲すると、後々獲物が枯渇してありつけなくなることを本能で理解しているらしい。
同じように
ビジネス界には、「プレッシャーハンター」という
本人たちには自覚がなく「ハッパをかけているだけ」と思い込み、気が済むだけ社員に重圧をかけて、食い散らかして去っていく者が経営者や上司の一部にいる。
彼らは重圧という名の文句を余分に言いすぎると、後々「投げかける言葉」が枯渇することを理解しているのかどうかは疑問であるが…
共通点としては
ハンティングされる側からは間違いなく疎まれており、近づいてくるのがわかると草食動物のような社員は逃げるか、存在感を消しはじめることか。
また、ハンター本人たちの中には「社員のため」ひいては「会社の生き残りのため」にあると信じているのも多い。
ただ
一昔前までは、自身より下の立場の人間たちに委細かまわずにプレッシャーを与え続け「ハンターし放題」の乱獲が目立って、そのテリトリーから被食者の数が減少していたが
ここのところの法律や社会情勢により、どの場所でも乱獲禁止どころか近づくのも禁止されるコンプライアンスという「保護条例」が出来たため、プレッシャーハンターは「生きがい」をなくし、今後は生息数が少なくなり絶滅危惧種になるとの報告もあるとかないとか。
逆に
「プレッシャーハンター」がいないとなると、これまでの被食者にとっては天国となり、
草食動物社員によるダレた職場になることで、生産性が落ち、ゆくゆくは会社の環境破壊につながるのではないかとの報告もあるとかないとか。
それはそれで問題でもあるので、プレッシャーハンターは必要悪といえるかもしれない。
意外と単純なところもあるので、丁重に扱って餌付けしていれば襲ってこないのもいるかもしれない。
「自然も会社も、やはりある程度の緊張感でいい具合に秩序が保たれているのが一番である」
と自分に言い聞かせて
まったく気乗りのしない弊社の「キング・オブ・プレッシャー」こと、営業役員との酒席会場へと足を運ぶのであった。
今月のわかったこと
「プレッシャーをかけるのも、ハンターから逃げるのも、草原があるからです。そして、何らかの理由でこの食物連鎖が壊れると誰も生きていけなくなることは肝に銘じておかなければならない」