泥舟さん日記です。
深く考えず、軽い気持ちでお読みください。
※文面は、サポーテストで再構成しております。あくまでもフィクションですので、ここに出てくる人物・会社・団体名は存在しません。「ノンフィクション風」ということでご理解いただければ。
「会社とはなんぞや?」と考え始めて数年間、様々な職種の方々に、その疑問に対する言葉を聞きかじりながらまとめております。
文章のみですので、それぞれで捉え方をしていただきたく、深く考えず軽い気持ちで想像力を働かしながらお読みください。
~「泥舟日記」より~
その27「チームって」
2月
スポーツにおける強いチームというのは「それぞれのメンバーが果たすべき役割を理解している」といわれている。
花形である主力選手、試合中に主力選手のサポートに徹する脇役選手、試合にも出れずユニフォームも着れず応援や裏方になる選手。そして、そのメンバー達を束ねて様々な戦略・戦術を駆使し勝利に導くために、監督やコーチなど各々が分担をしながら勝利に向かってひとつになること。
これをチームワークというのだろうか…。
ただ強いチームにはチームワークというものがあって、弱いチームにそれは無いというものでもないと思う。
おそらく、チームワークは弱いチームにも存在して、そのチームなりの「最高の結果」や「パフォーマンスの最大化」を果たしているのだと思うのだが。
如何せん、結果がともなっていないので、それがそのチームの最大パフォーマンスで現状の精一杯だとしても「だからどうした?」と周囲は見てしまう。
結局のところ、結果がすべてであり、たとえチームワークが素晴らしくても弱いチームは解体されてしまう運命にある。
なので、結果を出した強いチームしかチームワークを測ることができないのであろう。
ということは
強いチームにあって、弱いチームにないものは、やはり個々の能力となってしまうのだろうか。
ここでいう「個々の能力」というのは
「主力でエース級の能力の選手」だけではなく「脇役に徹する能力の高い選手」や「勝利に導くことのできる能力のあるマネジャー」も含まれる。
まさに「役割を理解できる能力の持つ」人材のことをいうのだろう。
企業で考えると
上位のチーム(大企業)にはそういう多種多様な人材が集まってくる。学生時代はバリバリの主力選手だったが、入社後、レベルの高さに圧倒され脇役選手に転向した人も多いと思われる。それでも役割を理解してチームワークに徹して貢献しているのだろう。
では中小零細企業はどうか。
何かのアクシデント…は言い過ぎかもしれないが
エース級の人材はなかなか来ないというのが実情で、昨今の人手不足の現状を踏まえると「脇役の選手」の獲得も難しいかもしれない。とにかく入ってきた(入社した)選手は実践を通じて個々の能力を上げるしかない。ただ、ファーム(2軍)でじっくり鍛える時間もカリキュラムもない企業は多いだろう。
さらに
監督やコーチにも、昔の成功体験(今となってはホントに成功していたのかどうか怪しいが…)に引きずられ、戦略や戦術のアップデートができていない状態では「何から手を付けていくべきなのか?」という、そんなことすらわからないところもあるだろう。
まさか、上手くいっていないチームを立て直すために監督やコーチの教育からはじめなくてはならない状況なのだろうか…。
新人選手のように失敗を許される立場にない経営者は失敗=負債につながってしまう。
それじゃあチームとかパフォーマンスとか言っている以前の問題じゃないか…
でも、いくらチーム状況が悪くても、選手としてはチームのために自分のできることをやらなければいけない。
たとえ、それが負け試合だとわかっていても…。
こう考えると、つくづく「未来は明るくない」と感じるのであるが
次の会議では「自分の置かれている立場」を理解して出来るだけ短時間で済ますために、ジッとしておくという戦術をとると決めてスポーツ新聞を閉じた。
今日も有意義なモーニングだったが、如月の寒風は体と心に吹き荒んだ。
今月のわかったこと
「キャリアを重ねたベテラン選手が多いと試合の流れがわかってしまい、ある種のあきらめムードになりパフォーマンスも落ちてくる。どんどん理想から離れていく自分と会社がある」