そこはかとなくリスクを考える③~リスクを少しマネジメントしてみる

 

我々はリスクの専門家ではありませんが、

「そこにあるリスク」を出来る限り発生させないことが、経営者様にとってベターな方向だと考えております。(当たり前です)

そのためには「リスク」そのものについてを勉強しましょうという「そこはかとなく考えてみよう~リスク編」シリーズです。

第3回目は「そこはかとなくリスクをマネジメントすることを考えてみよう」です。

「リスク(を)マネジメントする」とは、

ネットで検索していただくと、わかりやすく説明しているサイトもあるのでここで詳細は割愛しますが、

サポーテスト的にワンフレーズでいうと

「リスク(将来起こる不確かな事象とその影響)を、どうにかこうにかして致命的にならないようにすること」

これを感情が伝わりやすいように、サッカー監督風にいうと

「ペナルティーエリアに侵入されると失点の確率が高くなるので、バイタルエリアで自由にはさせたくない。出来るだけゴールポストから遠いところでリスクの芽を摘みたい。そのためには、アジリティやインテンシティを高め意思統一かつ体を張った守備でシュートをさせないようにしよう」

監督は、横文字を並べて悦に入っているため選手共々、余計わかりにくくなったかどうかはさておき

本題である「リスクをマネジメントする」を考えていきましょう。


リスクというのは「影響×頻度」で決まるようです。

そして4つの段階(影響の大・小×頻度の高・低)によって対処の仕方、マネジメントが違います。


【図は筆者作成】


リスクの影響度とは「起こってしまうといろんな意味でシャレにならないこと」、頻度とは「どれだけ起こるか」です。

上の図は代表的な「リスクマネジメント」についてです。

こちらを参考にして、上図のように4つのフェーズに分け、それぞれのマネジメントを見ていきたいと思います。

①「影響度・大×頻度・高」(図の右上)⇒「リスクの回避」(今すぐにどこかのフェーズへ)

②「影響度・大×頻度・低」(図の左上)⇒「リスクの移転」「リスクの低減」(「なんとかして減らさないといけない」レベルに)

③「影響度・小×頻度・高」(図の右下)⇒「リスクの低減」「許容度の低下」(起こっても「まあ、そんなもんだろ」レベルに)

④「影響度・小×頻度・低」(図の左下)⇒「リスクの低減」「リスクの保有」(「別にこの程度ならあっても何とかなるだろ」レベルに)

当たり前のことですが、シャレにならないことが何度も起こると、屋台骨が揺らいでしまいます。すなわち会社なら経営自体が成り立たなくなってしまいますので、社員や取引先、そして関係する人々のために、それだけは避けなくてはなりません。

そのためには

「影響度×頻度=リスク」ですので、影響度か頻度のどちらかを低くするしかありません。(掛け算なので、ゼロに近づければ値は低くなります)

もちろんどちらも低くできればいいのですが、特に会社経営の根幹を揺るがすような影響度が大きいリスクが起こってしまわないようにしっかりとマネジメントしないといけません。


例を挙げれば、4つの段階で

①「影響度・大×頻度・高」の
影響度「会社経営に影響が出るほどの不祥事」×頻度「何度も起こしそうな組織風土」

ならば、相当ヤバいフェーズになりますので「リスクの回避」を速やかにおこなわなければなりません。マネジメントとしては会社への信用度を下げないための対策が必要となります。「不祥事が起こらないような体制作り」や「チェック体制のできる社風にする」などがあります。(不祥事を起こさないのが一番ですが)

②影響度「影響度・大×頻度・低」だと
影響度「会社経営に影響が出るほどの損失」×頻度「風通しの良い組織」

組織として機能しているため「頻度の値」はゼロに近くなり、リスクは低くなります。ただ、存続レベルの損失のため「影響度の値」が大きくなるので、出来るだけ影響度を小さくしたいところです(リスクの移転)。マネジメントとしては「損失を出さないようなスキルの向上」や「担当者に責任をかぶせない」等々、各社によって様々な施策があると思います。


いずれにせよ、「リスクの低減」状態(③~④のゾーン)にもっていかなければなりません。

リスクが低減されれば、たとえ頻度が高くても、影響度は小さいので「大勢に影響はない」「まあ、そんなもんだろ」(許容度の低下)で済ませることができます。(決してそのまま放っておいても良いということではありません)

「それが出来るなら最初からやってるって」と言われるかもしれませんが

「影響×頻度=リスク」と考えるとどの部分を改善すれば「リスク回避」につながるかが理解できると思います。

そして、経営者がリスクを意識すると各社それぞれの改善具体例も浮かんでくるのではないでしょうか。

リスクは会社経営でなくとも日常のありとあらゆる場面遭遇します。

遅かれ早かれ、いずれ訪れるであろうリスクを乗り越えて、いつまでも続く会社にしていただきたいと思います。


まだリスクについてピンとこない方は、下文を参照にしてこれから起こるリスクを想像することからはじめればいいのではないでしょうか。


リスクについては、学問にもなっており、まだまだ紹介しなければいけない領域がたくさんありますので、不定期連載させていただきます。

※あくまでも個人の見解です。

私の友人で「浮気のリスクについて知りたい」とのことですので、そこはかとなく考えてみました。

本題で学んだように、「影響×頻度=リスク」となりますので、

影響・大「浮気をする」×頻度・高「何度も会う」=パートナーに浮気が見つかる(リスク)

となります。

「見つかってもいい」と開き直れる方や「シャレにならないこと」にならない方は別として、一般的に発覚後起きることを考えると完全にリスクでしょう。シャレにならないでしょう。修羅場でしょう。となると、失うものの方が多いといわれるので、選択肢はリスク回避するために影響度を小さくする(浮気をしない)しかないのではないでしょうか。

でも、どうしても諦められない方、心の隙間が出来てしまう方は、リスクマネジメントから考えると「リスクの低減」をお勧めします。(決して推奨しているわけではありません)

「リスクの低減」は上記の表でいう③「影響度・小×頻度・高」や④「影響度・小×頻度・低」にすることです。

そう考えると、いくつか方策が考えられます。

まず、「頻度を低くする(会う機会を減らす)」ことです。ただ、浮気相手方の理解が必要ですが。

そして、「影響度の大きくなる浮気をせずに相手と会うだけにする。もしくはSNSは残るので電話だけにする」こと。影響度が小さくくなれば、会ったり、電話したりする頻度が高くても「そういうもんなんだ」とパートナーの方に理解してもらえる可能性も無きにしもあらずです。ただ浮気の定義についてパートナーの方と話し合いが必要ですが。

いろんな意味で、熟年層向けであることだけは確かだと思われます

※何度も言いますが、あくまでも個人の見解です。

「こうしたらいい」「こうすべきだ」というのでは絶対ありません。「サポーテストのブログに書いてたので」というクレームは申し訳ございませんが受け付けかねます。

※あなたの考える「リスクとそのマネジメント方法」を投稿していただくとありがたいです。過去にあったことでも、いまそこにあることでも構いません。皆さんの経験をみんなで学び合えれば…と思います。

2021年05月28日