ことわざ・慣用句からビジネスに役立つ「何か」を考えるシリーズの今回のテーマは「木を見て森を見ず」でございます。
一本の木だけを見ていると、木が密集している森全体のことがわからなくなることから「小さいことに心を奪われて、全体を見通さないこと」のたとえだそうですが、英語もドイツ語も似たような言い回しで、由来は欧米から輸入された慣用句といわれております。
断片だけで判断せず、全体を見通すことはビジネスシーンにおいても日常生活においても非常に大切なことでしょう。
逆にいうと「木」だけを見て「森」自体を判断してしまうことだけは何とか避けたいものです。
たとえば
ようやくこぎ着けた初デート当日、相手の顔を見ると少しだけ「こんにちは」している鼻毛を見つけてしまう。
●「木(気)になり、森(盛り)上がらず」
急に冷めずに、ご自身も伸ばしてお互い見せ合いましょう。きっと良いこともあるはずです。
1度の商談失敗で、能力を見限り、すぐに担当者を変更する上司
●「やる木(気)を見ず、好き嫌いでしか評価せず」
能力と好き嫌いは別だとそろそろ考えてみましょう。
短期的に投資がかさむプロジェクトで、損が重なり、責任を取りたくないので早期撤退論を展開し始める役員連中
●「こん木(気)なく、保身しか考えず」
ここまでくると、もう居ても居なくてもいいのではないかと。
悲しいかな、韻も踏めず、どんどん違う方向にいきましたが
常に俯瞰(ふかん:高い所から物事を見下ろすこと。転じて全体を把握しトータルで考える意識)することが大事なのだと思います。
経営者に限らず、管理職や代表者など、リーダーと呼ばれる方には必須な条件かと思います。
そのためには、どんな状況下に置かれても、全体を常に「感じること」が求められます。
それは全身の感覚を研ぎ澄まし「感覚がなくなるほど感じる」とでもいうのでしょうか…
まさにリーダーは「ふかん(俯瞰)症」になれってことでしょうか。
おあとがよろしいようで…
※あくまでも個人の見解です。
焦ったり、答えを早く求められたりすると、ついつい少ない判断材料となってしまいます。
発走が間に合わない時でも、予想してなくても、なぜかついついレースに投票券を購入し、参加してしまうのはなぜでしょうか。
決して「参加して良かった~」と思ったことがないのに…