泥舟さん日記です。
深く考えず、軽い気持ちでお読みください。
※文面は、サポーテストで再構成しております。あくまでもフィクションですので、ここに出てくる人物・会社・団体名は存在しません。「ノンフィクション風」ということでご理解いただければ。
「会社とはなんぞや?」と考え始めて数年間、様々な職種の方々に、その疑問に対する言葉を聞きかじりながらまとめております。
文章のみですので、それぞれで捉え方をしていただきたく、深く考えず軽い気持ちで想像力を働かしながらお読みください。
~「泥舟日記」より~
その29
「挨拶で抽象的な目標を設定すると社員は戸惑い動かない」
4月は多くの会社が新しい年度となる。
前年度の業績が悪い会社は心機一転、業績の良かった会社はさらに上積みを 業績が何とか持ちこたえた会社は現状変化を…などなど
たいていの会社経営陣の「いつものフレーズ集~新年度版」は大体こんな感じだろうか。
弊社はもちろん「心機一転」である。
ここ数年基幹部門の業績が大幅に落ち込み、赤字続きとなっており
その他の部門も総じて苦戦と、会社全体の上積みもほとんど考えられない。
ここにきて、ずっとこのような状態が続いていると
新しい分野に進出するとか(一筋縄ではいかないが…)
会社の仕組みやプロセスを変えるとか(考える力はあるのか…) もう何でもいいから現状を思いっきり変化させるのが一番なのだと思うのだが…
果たして、全社員が集められた新年度のあいさつで 経営陣は「心機一転」を強調し、恒例の売り上げ目標を「120%必達」とか根拠のない設定するなどの 相変わらずの迷走っぷりをみせる。
よく考えてみると、ここ5年くらい同じセリフを言っているような気がする。
こんな「通常運転」は今に始まったことではないので特段驚くことではないのであるが
業績が頭打ちの状況に「なにをどうしたらいいのか」と戸惑う社員のためには
いっそのこと、向こう5年くらいの中長期目標を「心機一転」と定め、そのために今年度の目標を「まずは心機一転する準備をする」、来年度の目標は「前年から120%の心機一転の準備をする」からはじめた方がいいのではないかと真剣に考えてしまった。
今月のわかったこと 「ずっと低値安定の状況下で、イノベーションを起こすには何をするべきなんだろうか。よりオープンな会社にするために制服をアロハにする。誰もが仕事の担当できるように顧客には覆面姿で出向く。伝統を重んじたいならちょんまげなどの侍スタイルにするなど、何かを変えるために何をすべきなのだろうか」