あけましておめでとうございます。
サポーテストはMBA取得メンバーと立ち上げ、5年と若い会社ですが、おかげさまで一歩ずつでも実績も重ねることができております。しかしながら、クライアント様から仕事を請け負い、メンバー間で作業をおこなっているうちに、誰彼ともなく見落としていたことに気づきました。
「われわれ(サポーテスト)の分析はまだだった・・・」
やれ「組織改革の必要があります」とか「マーケティング施策です」などを提案しておきながら、自社の分析をしていないなんて「コンサル会社を名乗る資格なし」と言われても仕方ないことです。(これまでのクライアント様、深くお詫びいたします)。
それは深く反省したうえで、我々サポーテスト自体もメンバー各々も経営課題や将来的な不安・悩みが少ないなどは決してありません。
そういう意味では皆様と何ら変わりありません。
ただ、分析をすることで課題や不安・悩みの要因がわかることが出来れば、解決できる問題は少なくないはずとMBA取得時に学びました。
われわれサポーテストはこれからも中・小規模事業者の経営者様の不安や悩みの解決のお手伝いすることが最大の使命と考えております。そこで今回、その指標と申しますか、いろんな意味で良くも悪くも見本として、我々サポーテストの経営分析をおこないます。
これをご覧になった経営者の皆様が、「ここよりはマシだろ」とか「こんなふうに分析しているんだ」とか「手法もたしいたことねーなー、誰でもできるんじゃん、分析なんて」とか、何かを感じていただけますと掲載した甲斐があったかと思う所存です。
あくまでもブログのコーナーですので、スペースの都合上、3~4回にかけて集中連載いたします。
まず第一回は「分析案件~3C分析~PEST分析まで」です。
○分析案件
ここでは、クライアント様からの案件を頂いた内容を適切な回答をご提案出来うるように、分析フレームワークを使用した分析事例を提示させて頂きます。
・企業名 :合同会社サポーテスト
・業務内容:企業様相手のコンサルティング全般
●課題:①将来の展望
②中、長期に向けてのマーケティング
戦略1. コンサルティング業界の歴史と背景
コンサルティングの初期は「効率化」が主流でしたが、1920~50年ごろにかけては「戦略」という視点による手法が使われるようになりました。日本には1971年に、マッキンゼー&カンパニーが進出し、日本におけるコンサルティングファームの基礎を築きました。この頃からコンピューターの性能も一段と向上し、企業の会計管理、財務管理を主とするITコンサルティングの需要が伸び、この市場の成長とともにコンサルティング会社の規模や数もさらに増えていきました。
近年では、ITコンサルティングを含む、何に対してコンサルティングをするのかと云う、特化型のコンサルティングを主とするコンサル会社も見えてきています。それはクライアントのニーズの多様化とも捉えられます。企業そのものの現況や将来展望、経営、人材育成、商品のマーケティング、販売・営業におけるマネジメント、事業承継等々、あらゆる部署で抱えている課題や業務遂行上の問題などが企業の持続化を妨げていと捉えることが考えられます。コンサルティング会社は、それらの解決の一途になりえることを目的に日々努力を重ねています。
2. 課題を解決するための分析手法
ここでは、「3C分析」というフレームワークを用い、業界のマクロ環境分析と自社におけるミクロ環境分析をし、課題に対する解決策を見つけ出します。
3C分析とは、
・Customer(市場・顧客)
・Company(自社)
・Competitor(競合)
という3つの「C」について分析する方法です。良いものを作れば売れる時代は終わり、現在は自社の環境や自社を取り巻く環境を分析した上でマーケティング活動に取り組む必要があります。この3つの視点の関係を「戦略的三角関係(strategic
triangle)」と呼んでいます。3C分析のマーケティング上の目的は、市場・顧客、自社、競合のそれぞれの分析からKSF(Key Success
Factor:成功要因)の発見につなげます。そのKSFを導き出せば、事業の成功に向けて進むべき方向性が見えるようになります。
1)3C(市場・顧客、自社、競合)の分析方法
①市場・顧客(Customer)の分析
最初に分析すべき対象は市場・顧客です。マーケティング活動をする上で、顧客視点は最優先に分析すべきです。市場規模や成長性、顧客ニーズなどの顧客の購買意欲や能力を分析します。実際の分析では、マクロ分析、ミクロ分析という2つの分析を行います。
マクロ分析には、PEST分析がフレームワークとしてよく使われます。PESTとは4つの外部環境の頭文字を取ったもので、それぞれ下記の様な要 因を指します。
・Politics(政治) :政治動向、規制緩和、税制、法改正、デモなど
・Economy(経済) :消費や景気の動向、為替や金利の動き、経済成長率など
・Society(社会) :少子高齢化、多様化、トレンド、消費者志向の変化など
・Technology(技術):技術革新、特許、インフラ、IT化、情報時代など
これらの外部要素は、企業にとっては機会になったり、脅威になったり、また自社の意向でできるものではありません。分析したこれらの要素が、自社にとってどのような影響があるのかを把握し、予測される今後の動向や時代のニーズに、自社の戦略を合わせることが重要です。
PEST分析の結果:分析結果の内容から、社会的において不安定な世の中に突入していると捉えることができる。このような状況下においては、企業へのコンサル介入は難しいと考え、自社の体力の温存とスキルアップを図るべきと考える。しかし、この状況が落ち着いてくれば、企業としても新たな戦略を考え、経営の建て直しを図ろうとするはずである。既存企業の第二創業への意欲や新ビジネスの参入など、今後コンサルタントとして期待できる機会が必ず訪れることを予測し、自社が介入できる戦略を立てる。
今回はここまでです。第二回をお楽しみに…
※あくまでも個人の見解です。サポーテスト内でも意見の微妙な差異があると思いますが、これが人間の組織というものです。ご報告まで。