そこはかとなく『現状』について考えてみる②~「ジョハリの窓」ってのを使って自身の現状を思い知ってみる

 

「いつでもどなたでも経営学を利用できる」を標榜するサポーテストが経営学のフレームワークについて、そこはかとなくサポーテスト的に考えるシリーズ、今回のテーマは「現状について考える」シリーズの2回目です。

今回は「自分の現状を知ろう」です。

「己を知れば百戦危うからずや」というような孫子先生のことばのとおり、自分を知ることで連戦連勝できるとなれば、絶対自分を知っておいたほうが良いに決まってます。

「こうなってみたい」という目標が出来た時や「自分を変えたい」と思った時などは
必ずその「なりたい姿」から、自分には「何が足りないか」をわかるためには「今の自分がどのような状況にあるのか」が必要となります。

目標に向かって成長するには、「今の自分」すなわち「自分の現状」を知ることが非常に大事なことです。


ところで

カフェで隣の席から会話が聞こえてきました。
A「私っておおざっぱな人間じゃないですか」
B「そうなんだ。でも細かなところ気づかいできそうに見えるけど」
A「えー、そんな風に見えます?言われたことないけど」
B「でも、いつもいろんなところに目を配っているじゃない」
A「私もそんなところがあったんだ」

また別の席から
C「私ってモテるじゃないですか」
D「そうなの?どちらかと言えば嫌われてそうだけど」
C「そんな風に見えます?言われたことないけど」
D「でも、何かにつけて職場の雰囲気悪くしてるじゃない」
C「私もそんなところがあったんだ」

思慮のある方と嫌われている方とを同列にするのは違和感しかありませんが

これらの共通しているところに

「自分(の性格)を公開」→「相手の指摘」→「これまで知らなかった自分の気づき」というのがあります。

ただ、「嫌われている」と指摘されて「はい、そうですか」と素直に受け止めるとは思えないことはさておき

このようなコミュニケーションツールの一つとして「ジョハリの窓」というのがあります。

聞きなれない住宅建材メーカーみたいな名前ですが、それは気にせず

ここでは「ジョハリの窓」というフレームワークを使って、そこはかとなく「自分の現状を知ること」を考えてみましょう。


ジョハリの窓とは、
『「自身の成長」には欠かせない、自分に対しての「気づき」を得るため、他人とのコミュニケーションにおける自己の公開と円滑な勧め方を考えるために提案されたモデル』です。


ジョハリの窓には、下図の「自分も他人も知っている (開放)」「他人は知らない自己(秘密)」「自分は気がついていないものの他人からは見られている自己(盲点) 」「自分も他人もまだ知られていない自己(未知)」があるとしています。


で、どのように用いればいいのかというと

他人との会話など(のコミュニケーション)において、自身を公開することや他人の指摘をもらうことにより
自分も他人も知っている「開放の窓(赤の部分)」が大きくなって、「秘密の窓」「盲点の窓」が小さくなれば
「コミュニケーションが一層はかられ、自分を理解してもらうとともに今まで知らなかった自分が発見でき、自身の成長につながる」
ということです。

図も使ってしまい、他サイトでお借りしたジョハリの窓の公式的な説明を突っ走ってしまいましたが


よくわからない方のために、サポーテスト的にざっくりというと
「本音で言い合える仲間を作るべきでしょ。そのためには自分から心を開こうよ。どうせ一人じゃ生きていけないし」
ってことでしょうか。

(「ジョハリの窓」をもっと詳しく学びたい方は後ほど他サイトへ)


先述のAさんやCさんも「知らなった自分」に気づき、これからを考えるきっかけになったと思われます。

このように「自分の現状」を知ることは「これからの自分」の指針になります。

「まあ、そんなに簡単にコミュニケーションが取れて自分を知れれば苦労しねーよ」とか「知らなかった自分に気づいてもホントに成長を実感できない」とか思うかもしれませんが

「自分で心を開いたこと」や「自分で気づきを獲得したこと」だけでも過去の自分より成長しているといえます。

なによりも、本音で言い合える仲間がいることは「成長には欠かせないかけがえのない宝物」でしょう。

互いに理解を深め合うというのはそう簡単に出来るものではないのかもしれません。

それほど「自分を知る」というのは大変な作業だと思います。
なかには、今回ご紹介した「ジョハリの窓」を使ってもうまくコミュニケーションが取れない方もいらっしゃるでしょう。

それだけに
会社でも日常でも「仲間がいる」ことの大切さを知ると同時に
互いに高めあって「自分を知る」ことが成長の糧になるということも覚えておくべきだ思います。

さて
自分自身と同じく、企業経営も現状を知ることで成長戦略を立てることができます。
次回は「企業の現状を知ろう」をそこはかとなく考えていきたいと思いますが、予定は未定です。

※あくまでも個人の見解です。

 

私の知り合いには仲間がいません。

なので、自分だけが知っている「秘密の窓」を開けたことがないそうです。

私もただの知り合いなので、開ける気もなかったのですが
先日彼から「実はデリケートな趣味があるんだ」とカミングアウトされてました。

彼にとっては、心を開いたことで「開放の窓」が広がったと思っているかもしれませんが
私にとっては「開かずの窓でいて欲しかった」現状です。

彼と友人になるためには私も一緒に「デリケートな趣味」を作らなければいけないのでしょうか。

2022年06月28日