泥舟さん日記です。
深く考えず、軽い気持ちでお読みください。
※文面は、サポーテストで再構成しております。あくまでもフィクションですので、ここに出てくる人物・会社・団体名は存在しません。「ノンフィクション風」ということでご理解いただければ。
「会社とはなんぞや?」と考え始めて数年間、様々な職種の方々に、その疑問に対する言葉を聞きかじりながらまとめております。
文章のみですので、それぞれで捉え方をしていただきたく、深く考えず軽い気持ちで想像力を働かしながらお読みください。
~「泥舟日記」より~
風呂場で考えたの巻
11月
秋の夜長、ゆったりと風呂につかっていると、リラックスしているからなのかいろんなことに思いを巡らせる。
そして、ふと思い浮かんでしまったことがある。
熱い風呂で汗を大量にかくのが個人的には好きなのだが、ぬるま湯も気持ち良くてついつい長風呂になる。
風呂から出るとなると外気にあたり風邪を引きそうなので相当な勇気がいるのだ…
「なるほど、こういうことなのか…」
慣れた過ごしやすいところにいると、たとえその場所が劣化していっているとわかっていてもなかなかそこから抜け出せない。
劣化しているのがわかっていても、先送りにして目をつぶることもある。
これは日常生活も会社も同じなんだなと。
会社での役職が上から数えたほうが早くなっていくと社内外の厳しい目も少なくなり、居心地良く過ごしてしまうためついつい手を抜いて、自分に甘くなっていく。
これがぬるま湯。
仕事に慣れていくと、新しいことには目を向けずにこれまでを踏襲して、とにかく昨対100実績を切らないことしか考えなくなる。
これもぬるま湯。
キャリアを重ね評価が高くなると、周りの追及もなくなり、ついつい偉そうにしてしまう。
これもぬるま湯。
いったん今のスタイルに居心地良さを覚えてしまうと、抜け出すことはなかなか難しい。
会社というぬるま湯を抜け出すのもそうだ。
現状に不満があって「他社から声がかかっている」とか「新しい仕事をしたい」という状況であっても、思い切って行動できない人間はいっぱいいる。
やはり不透明な将来のリスクよりも、居心地の良い今の状況になにかしらの未練があるのだろう。
かといって
あとで「あの時なぜぬるま湯から抜け出さなかったんだ」と悔やむかもしれない。
ただ、いずれ風呂が冷えて風邪を引いてしまうのならば
思い切ってぬるま湯から抜け出すか、風呂を温めなおすしかない。
それは
「自分がやらなければ」とか、認められたい承認欲求とか、自分をさらに高みにもっていきたいとか自身のモチベーションを上げなければどうにもならないのだろう。
どちらにせよ
一時的な安住の地であることはわかっていても、生活に慣れてグズグズしているぬるま湯サイドから見れば
今さら「苦行」をするような大きなエネルギーが必要なんだろうな。たぶん。
「でも俺の会社は、まだ適温のはず…」
「俺には苦行をいとわないエネルギーはあるのか…」
「またあとで考えよう…」
と、すっかり冷えてぬるくなった風呂から抜け出せない自分がいた。
今月のわかったこと
「『♪お風呂の温度を変更します~♪』のように『♪あなたのぬるま湯温度がさらに下がりました~♪』みたいなアナウンスをしてくれないとなかなか気づかない、気づけば、首まで浸かって動けない自分がいる』