「いつでもどなたでも経営学を利用できる」を標榜するサポーテストが経営学のフレームワークについて、そこはかとなく考えるシリーズ、今回のテーマは「戦略」です。
「経営戦略」「勝つためのチーム戦略」「コロナ禍での出口戦略」など、戦略と名のつくものは世の中にあふれています。
新聞やネットメディアなどでも、目的達成がなされない場合は「戦略の失敗だ」「戦略に無理がある」とか指摘されていることもよく目にします。
「戦略」という言葉は、会社経営、チーム・団体から個人に至るまでいろいろなところで浸透しています。
もともとは戦争用語であり
戦略とは「目的を達成するための軍事的手段を適用していくこと」とかなんとかと言われております。(詳細は他サイトに詳しくあります)
特に経営者の方にとって、「戦略」は経営の根幹といわれているので、頭の片隅にでも入れておくのは悪いことではないと思います。
そこで、今回少しでも「戦略」というものを理解するためにサポーテスト風の質疑にお答えしていきます。
(ちなみに、本当に理解するならば、他サイトに詳しいことを付け加えさせていただきます)
●あじきない質問①「戦略って大げさな言葉ですね」
なるほど
戦略と聞くと「軍事戦略」の生きるか死ぬかのようなイメージがあります。戦国時代などに出てくる策略や謀略などの言葉は「戦(いくさ)」を感じさせます。
会社経営やチームスポーツにおいても、成功するためや勝つために「戦略」という言葉を用いています。戦略の失敗は大きなダメージを食らうので、そういう意味では「戦(いくさ)」のひとつということなんでしょう。
たしかに
戦略的に座席を確保するために通勤電車を一本遅らせたのに、横から割り込まれたり、前の人の動きが緩慢で座れないとなると、朝から疲れてその日一日は死んだ感じになるので、心の中ですが迷惑な方々に軍事的手段を思わず取りたくなります。
それはさておき
戦争用語から転じて、企業活動や組織運営での「戦略」とは、「目標や目的を達成するために将来を見通しての方策」です。
わかりやすく、言い方を変えると
「会社が繁栄(継続)するためには『どうしたらいいのか』を(一生懸命に)考えること」となります。。
目的や目標を設定することで将来の「そうありたい姿」が見えてくるということでしょう。
次に
●あじきない質問②「戦略ってことばを付けるとカッコ良く見えますね」
なるほど
競馬必勝戦略とかパチンコ必勝戦略、ジッとしていれば嵐は過ぎる戦略、弱いものがさらに弱い者をたたく戦略など、到底無理なことやあまり自慢できないことでも戦略をつけると不思議なことに「練りに練った感」や「読み通りだ」的な感じに見えます。
たしかに
なんとなく会社や学校に行きたくない時「風邪を引きました」と連絡して、その日一日はゆっくり過ごし、翌朝し「昨日は『病気になったふりの休日戦略』してやったよ」と、さも得意げに話すと、ただの仮病なのになぜかかっこいい作戦のようにみえることもあります。
それはさておき
「病気になったふり戦略」は戦略ではなく戦術です。
さらに
戦略は目標や目的達成のための方向性を記し、戦術は具体的で手段や方法、作戦の中身を表します。
この場合は、ほぼただの行き当たりばったりですが、目標は「行きたくなので休日にすること」や「休んでも翌日スムーズに業務に入れる」などです。
「風邪を引いたふり」は手段や作戦になります。
なので、戦略名は「突然の休日をとがめられない戦略」または「サボって休んだうえに『大丈夫か?』と心配される戦略」あたりではないでしょうか。
どうでもいい話ですが。
最後に
●あじきない質問③「戦略なんか立てるより、現場のほうが大事なんじゃないの」
なるほど
現場は「生き物」であり、取り巻く状況は絶えず変化しています。現場の出来不出来によって、生産性に影響が出ますので「部屋で戦略なんぞ立てている暇があれば、現場を最重視してくれよ」と思いたくなります。
特にギリギリの状況である現場の最前線に立っている方達は。
たしかに
「現場でトラブルが発生したんだぞ。そんな時は戦略なんか何の役にも立たねーだろ」とか 「『昨年対比300』とか『不老不死』とか『世界征服する』とか出来もしねー戦略立ててんじゃねーぞ」
など現場の悲痛な叫びは常にあるものです。
それは戦略を立案する経営者に問題があると思われます。
前者においては、トラブルを即座に解決できる戦略や戦術、トラブルを発生させないような未然防止戦略が必要となります。
後者はさておき。
戦略は会社運営の羅針盤となります。
現場はあっても戦略がないと、どこに向かえば良いかがわからなくなります。
戦略がベースとして存在し、その上に現場があることが望ましいといわれております。
そして
戦略を立てるには現場や会社の現状を知らないと難しく、戦略・戦術を遂行するためには「これからどうすればいいか」の目標やターゲットが必要となります。
時に戦略と現場がかけ離れていると、現場の暴走に陥り、会社の不具合を起こします。
そこは常日頃の経営者の経営戦略と変化する現場のすり合わせが必要となります。
戦略を立てればそれで終了ではないということです。
経営学で戦略と名の付くフレームワークはたくさんあります。
(全て紹介していくと、おそらく時間も尺も相当取ることになるので少しづつおこなっていこうと思います)
企業の戦略には会社の資源(ヒト・モノ・カネなどの会社内部の資源)をどう活用するかと、外部環境を考え、業界のなかでの位置取り(ポジショニング)を図っていくという2つの考え方があるようです。
なので
次回は外部環境について考えていきたいと思いますが、予定は未定です。
※あくまでも個人の見解です。
私の友人に自称・恋愛戦略家がいます。
おしゃれなイタリアンレストランだとか車は高級外車だとか高級ホテルで口説く戦略だとか
いまだに考え方が昭和期のバブル前後と変わっていません。
つい先日、結婚相談所に入会したそうです。
「これも戦略のひとつだ」と言っておりましたが、マッチングアプリではなく、相談所といっても近所のおせっかいなおばさんに頼んだだけだそうです。
やはり昭和から変わってないみたいです。