ことわざ・慣用句からビジネスに役に立つ「何か」を考えるシリーズの今回のテーマは
「看板に偽りあり」です。
意味は「看板や見本として掲げられている物と違う物を売っていることから、外見と中身が一致していないことをいう」です。
また、「普段発する言葉と実際の行動が一致していないこと」にも使用されます。
「看板」というぐらいですから、外観や見た目というのは相当な期待をかけていたということでしょうか。
それだけに偽りがわかった時のショックは相当大きかったと予想されます。
ビジネスや企業経営においても「看板に偽りあり」風な出来事は非常に多いと思われます。
たとえば
●ケース①:エリートとして入社し、上司にも気に入られ重要な仕事をこなし、出世街道を走っていたが乱れた私生活が発覚したため、踏み台を外してしまい、いつのまにか消えてしまった。
ロイター板に偽りあり
高く跳ぶために踏み切った瞬間は足元に注意しましょう。
●ケース②:宣伝も兼ねて、営業車に自社の名前を入れたものの、スピード違反や駐車違反、運転マナーの悪さを通報され、ひょんなことから悪評が立ってしまった。
ライトバンに偽りあり
運転者は会社の看板を背負っていると常に心がけましょう。
●ケース③:新しく代わった社長が違いを見せようと、これまでとは変わった経営方針を独自で掲げたが、社員がついて来ずにグダグダな船出になってしまった。
羅針盤に偽りあり
一旦落ち着いて、周りの話に耳を傾けましょう。
こう考えると
なかなか思い描いた通りには動いてくれないのは人生もビジネスも同じなのでしょう。
やはり会社は、実力以上の高い期待値はどうしても持ってしまうところがあるので、見込みが甘かったりするのは仕方がないかと思います。
大事なのは、たとえ期待外れでも
その後に教育や学習などを施して、そこからどれだけ理想に近づける方向に持っていくかかが、経営者であり、ビジネスマンであり、一個人の力量・スキルなのかもしれません。
※あくまでも個人の見解です。
私の知人に
アプリで顔写真をアップする際、いい歳をしたおっさんなのに、若い頃の写真をいまだに使っている方がいます。
私の知人に
学歴を名乗るとき、少し偏差値の高い学校に変更されている方がいます。
私の知人に
「昔、やんちゃをしていた」という言葉に強い憧れを持っている普通の方がいます。
もし、これが同一人物だとすると
「看板に偽りが多すぎると、同情を感じて、なんとか受け入れてあげようと思ってしまう」ことがわかりました。
一周回って、これも作戦なのかもしれません。