「いつでもどなたでも経営学を利用できる」を標榜するサポーテストが
そこはかとなく「経営学をわかりやすく説明して、わかりにくく例える」シリーズ、今回のテーマは「言語化」です。
取り上げるテーマが、どんどん経営学とかけ離れていっているようにみえますが、意外と近い関係性があると思うようにしています。
「言語化」とは文字通り「言葉で表現すること。感情や直感的なものを説明・伝達可能にすること」です。
つまり、心に思ったこと・考えたことを適切な言葉を選んで表すこと、そうこのブログも文章を言語化しているといえます。
適切に言葉を選んでいるかどうかは別として。
言語化をすることは非常に重要です。
自分の伝えたいこと理解されることはコミュニケーションの基本となるでしょう。
日常生活でも相手に思いを的確に伝えないと、時には人間関係が崩れてしまいます。
また、言語化しようとしている相手を理解しようとすることもコミュニケーションには必要です。
ビジネスシーンにおいても、相手方に言葉の本意が伝わらないと、せっかくの良いアイデアがムダになってしまうのでお互いにとって決して有益なことではないでしょう。
また、言語化がうまくいかないと内容が伝わらず、ビジネスライク、ほぼ「利」で動く顧客ならば「一生懸命さ」だけでは必要以上に理解しようとはされないと思います。厳しい現実ですが。
では
今回はその言語化について「あじきなく思うこと」を見ていきたいと思います。
(「言語化」についての詳しい説明については他サイトにて丁寧に掲載していただいておりますので、そちらをぜひ)
●あじきない質問①「興奮してしまうと言語化の選択を誤ってしまいます」
なるほど
何度も失敗してしまう社員にエキサイトしてしまうと、ついつい強い口調で激しい言葉を投げてしまうこともあります。昔は「ハッパをかけるつもりだけだった」で済みますが今はパワハラ扱いされますし、社員たちからは「癇癪(かんしゃく)持ち」とか「器が小さい」などの陰口もたたかれますので極力避けたいところです。
たとえるならば
好きな人の前で、いざ面と向かって話すと緊張するからか、思っているのと正反対気味の言葉が出てしまうようなものでしょうか。相手に気持ちを伝えるには、とりあえず素直になりましょう。
●あじきない質問②「歳を重ねると頭の中の蚕(かいこ)の動きが鈍くなって言葉が紡ぎだせず、言語化しにくくなります」
なるほど
思っていることを適切な言語化にできないことはよくあります。ニュアンスが似ているのであれば、本意とは微妙に違えど、相手が大体を理解してくれることもあるのですが、重要な場面で「アレですよアレ」とか「それも何なので」しか出てこないと現状の自身の能力を疑われかねません。また、キャリアを重ね、偉くなってしまうと周りに指摘してくれる方が少なくなるので要注意です。
たとえるならば
好きな人の前で「好き」という言葉が出てこないことがよくあります。アレもソレなんでしょうか。
頭の中の蚕を飼育できるように、エサである知識や経験という桑を与えましょう。
●あじきない質問③「たとえ言語化できなくてもきっと思いは伝わるはず」
なるほど
経営者である自分の「会社への思い」を熱く語り、従業員にも浸透してきた手ごたえもあり、結果が出始めたことで「私が何も言わなくてもわかってくれている」と信じすぎて、それ以降何もしないでおくと業績がみるみるうちに低下してしまうなど、思わぬ落とし穴が待っていることもあります。
たとえるならば
いい感じになっていると思っていた相手に「何も言ってくれないから……他に好きな人ができちゃった」と告げられると「言えるチャンスはいくらでもあっただろ」とか「好きな気持ちは言わなくても態度でわかるだろ」とか、逃した恋愛と海外での盗難被害は今さら悔やんだとしても、ほぼほぼ戻ってくることはないのと同じようなものなのでしょうか。
経営者でも、ビジネスシーンでも、日常生活でも
言語化により、思いを的確に伝えることは非常に重要です。
もし何らかの理由で伝わっていないと感じた時でも、何とかして伝達できる方法を身につけるべきでしょう。
異国に行った際
たとえ現地の言葉を話せなくても「なんとかして自分の意思を伝えよう」と身ぶり手ぶりを入れて思いを伝えるみたいにどのような状況におかれても、相手に届けたいという気持ちがわかれば、きっと相手も理解をしてくれるのではないでしょうか。
ビジネスにおいても、日常生活においても、「言語化」というのは、基本的なことですが、なかなか難しいことであることがご理解いただけたのではないかと思います。
※あくまでも個人の見解です。
先日、教育関係の仕事をしている私の友人と食事をした時
「我々が後世に残したい日本語」についての話になりました。
条件として、この言葉を発するだけで
①できるだけ短い文字数で
②話す人間が笑顔になって
③聞いた人間がワクワクするような
④そして、想像力をかきたてるような
などがいいのではないかと検討した結果
二人の選考委員会が
条件に合致した素晴らしい言葉は
「あそこ」
に決定しました。
この言葉を、後世にどう伝えるかはこれから考えるということで。