泥舟さん日記㉘『沈没船にはお宝がいっぱい』~ノンフィクション風ビジネス血風録~

泥舟さん日記です。

深く考えず、軽い気持ちでお読みください。

※文面は、サポーテストで再構成しております。あくまでもフィクションですので、ここに出てくる人物・会社・団体名は存在しません。「ノンフィクション風」ということでご理解いただければ。

「会社とはなんぞや?」と考え始めて数年間、様々な職種の方々に、その疑問に対する言葉を聞きかじりながらまとめております。
文章のみですので、それぞれで捉え方をしていただきたく、深く考えず軽い気持ちで想像力を働かしながらお読みください。

~「泥舟日記」より~

その28 「なんとなくぞわぞわする」

3月になった。
毎年、春が近づくと体の芯のほうから「ぞわぞわ感」が出てくる。

特にここ数年はその度合いが強くなっているように思う。

この頃、同年代の社員との話題はこのぞわぞわ感についてだ。

原因がよくわからないままで話は終わっているが、実はお互いにその訳を知っている。

いよいよ来月は4月になる。

規模の大小に関わらず会社にとって新年度である4月は何かが起こる。                  特にこの会社は表向き平穏なようで何かが起こる。                           誰もが何かを起こそうとしていなくても何かが起こる。

この会社に長年勤めている人間ならば共感してくれるだろう。

業績から見ると失敗続きに思える人事異動関連なのか
全く前に進んでいないように感じる新規プロジェクト関連なのか
誰かが何か良くないことをしているのがバレたのか

まったくわからないが…

また上のほうから突然発せられた「お達し」に心を揺さぶられる時期が来たのかと思うと、体の底から、この如何ともしがたい「ぞわぞわ虫」が蠢いてくるのである。

ただ、ふと我に返り、冷静に考えてみると
この会社、いろんな意味で人間は動かされるのであるが、会社全体としては全くもって前に進んでいないように見える。いや、実際そうなのであろう。

動けないのは社員の能力なのか、それとも経営者の「ムダな動き」からなのか…

「このままでは会社は悪い方向に動いてしまう」

今年はいつもとは少し違う大きめのぞわぞわ感がある。

「本当に激動のシーズンが開幕する…」

でも動かないから激動でもないのか…

でも激動きになりそうな気がする、動かないのに…

なんだこりゃ…

 

今回の勉強したこと「『動かないと勝手に転がりはじめて、動くと空回りになるものは何だ?』このなぞなぞの答えを子供には絶対に言えない」


2024年11月08日