そこはかとなく「現場」を考える。リマスター版

 

「いつでもどなたでも経営学を利用できる」を旗印に、中小・小規模零細企業の皆様と共に学ぶサポーテストが
そこはかとなく「経営学をわかりやすく説明して、わかりにくく例える」シリーズ

今回のテーマは「現場」です。

現場とは、建築や製造、制作などの作業をしているところ、実際に物事を行なう場所のことです。

現場と聞くと、工事現場や建築現場の印象が強いですが
サポーテストでは「現場=作業を行う場所」としておりますので、営業や経理という「作業」をしている場所も 「現場」と解釈します。

ほとんどの会社にある「○○部△△課✕✕係」のように、業務内容により細分化されている課や係である現場においては「上手く回っている」「あまり上手くいっていない」の業績評価がついていきます。

すなわち、それは現場のチカラ「現場力が高い、低い」と言うことができると思います。

各現場においての現場力が弱いと生産性が上がらず、業績が伸びないと会社の存亡にも関わりますので改善が必要となります。
(現場力に関しての詳細は他サイトにてお願いいたします)

現場や現場力の説明をすると、尺が足りなくなりますので
今回も、皆さんがふと思うような疑問のコーナーをあじきなく見ていきたいと思います。

あじきない質問①「会議室なのですか」
なるほど
流れとしては、会議室での決定事項を現場に反映させるという形になると思いますが、なかにはどう考えても到底無理な作業を「会議で決まったから」と現場に押し付けるシーンはどこにでも見られると思います。

たとえるならば
「今日会議で明日から現場の制服がセーラー服に決まったから」となると
「おっさんしかいない現場でですか?」となり
「現場にフレッシュさがよみがえる服装となるとこれしかないだろ」となると
「わかりました」となります。
たしかにこれは大事件です。



あじきない質問②「ウチの会社は現場が強いので、誰も文句を言えない雰囲気になっています」
なるほど
たとえば、売上の大半を占めている現場があれば「自身の現場の成績如何で会社の浮沈がかかっている」という強烈な自負があると思います。このプライドがうまく作用している場合には問題ありませんが、状況が悪化しても「現場の決定が一番正しい」と暴走してしまう可能性があります。そうなると会社の存続にまで影響を及ぼしかねません。

たとえるならば
「現場で動きやすいために制服を裸にエプロンに決まったから」となると
「おっさんしかない現場になんで裸にエプロンなんだ。ずいぶん上から目線だな」となり
「社長命令だぞ」となると
「反抗の意味でエプロンをやめて化粧まわしにしたからな」となります。
これはどちらも大事件です。


あじきない質問③「現場の人間の意見がバラバラです。どうすればいいでしょうか」
なるほど
現場に関わらず、たいがいの社員は担当を持っています。担当を持つと自身のスキルを頼りにしてしまうために、「現場をより良くしていこう」というプロセスの部分での意見の相違がみられることがあります。「より良い現場」というゴールを目指すという部分では一致しているのですが、スピード感重視であったり、確実性や自身の「労働哲学」に重きを置いていたりの部分で「譲れない」様々な意見がありますので温度差が出てくることは否めません。

たしかに
「現場をより良くする制服はなんだ」となると
「飛躍したいのでパイロットの制服がいい」とか「夢を見たいのでパジャマがいい」とか「風通しのよい職場にしたいので網タイツがいい」となり
「おっさんしかいない現場にか?」となって
「ならば、みんなの意見が聞きたいので聖徳太子の服装を制服にしよう」となります。
こちらに関しては、事件性もないのでどうでもいいでしょう。

企業が存続しているのは現場があるからであり、企業経営の原点でもあると思います。

それぞれの現場の優劣によって業績が決定すると言っても良いのではないでしょうか。

企業力=現場力×現場力×現場力×現場×…………ならば

どこの現場もおろそかにできないことがわかりますし、ある現場が0になれば企業力が0になります。

そして
「現場力をどのように高めるか、改善していけるか」ということが企業の成長につながっていくのではないでしょうか。

そのために
経営者はまず「自社の現場の現状を知る」ことから始めなければなりません。

「現場の主体性」を尊重しながらも、その現場の力量やポテンシャルを考えていくことが必要かと思います。

「現場力の高め方」についてはまたの機会に。

※あくまでも個人の見解です。

 

 

自営業をしている私の友人には「現場」が多いようです。
ある日、秘書の従業員が
「現場に行ってくると言っても実際にはいないじゃないですか。馬券売り場やパチンコ屋は現場なんですか」
と問い詰めると
「馬券もパチンコもビジネスの勝負勘を養っているんだ。なので、一般的には現場といえる」となり
「何が一般的ですか。それはサボりというんですよ。他には行ってないでしょうね」と聞くと
「一番の現場はキミが見守ってくれる、ここだよ❤❤❤❤❤❤❤❤」
友人に新たな現場が出来たようですが

同じような手口で、いろんな現場があるかどうかについては、話してはいけないことになってます。

2023年05月08日